前回のエントリー「WEB業界未経験でも大丈夫! 履歴書の書き方」に続いて未経験のWEB業界就転職の書類作成シリーズ(と言っても2回までです。すいません。)第二回は、職務経歴書の書き方です。
職務経歴書難しいですよね。体感からすると履歴書の5倍は、難しい!
実際、転職経験5回を誇る(嘘です。けっして誇れないです)私でも職務経歴書は、いつだって七転八倒していて書いていました。
特に、これからWEB業界を未経験から目指すみなさんは、もっと難関に感じているかと思います。それこそ、目の前にそびえ立つ「あべのハルカス」ばりに高いと感じているのではないでしょうか。
そんな皆様に今まで何人もWEB業界未経験の人に対して、職務経歴書の書き方をお伝えして実際に就職していった人たちにお伝えしていた、書き方のコツをお伝えできればと思います。
目次
- 1 まず最初に知ってもらいたい、職務経歴書の真実
- 2 WEB未経験でも就職・転職できる職務経歴書の書き方10のコツ
- 2.1 1. 業界が違ったとしても今まで経験した職務は全て記載
- 2.2 2. 具体的にどんなポジションで何をしたかを「箇条書き」にする
- 2.3 3. 数値で測れるものがあれば可能な限り数値にする
- 2.4 4. その仕事を通して何を得たかを簡潔に書く (エピソードを入れられればGood!)
- 2.5 5. 持っている資格は、全て記載(運転免許も)
- 2.6 6. 自己啓発という欄を作ってもOK
- 2.7 7. 使用できるソフト・持っているスキルを書く
- 2.8 8. 自己PRを箇条書きで書く。さらに未経験者は制作面PRの項目を作る。(ここ超大事です!)
- 2.9 9. 今後のキャリアプラン (WEB業界未経験者はこの項目を入れてもOK)
- 2.10 10.志望動機
まず最初に知ってもらいたい、職務経歴書の真実
これは、本当に人事担当から聞くのですけど、WEBで未経験求人を出した時って応募者がわんさか来るそうです。さらに皆が聞いたことがある人気企業になると、担当者はそれこそ一日に何十通もの応募書類に目を通さなければならないなんてこともあります。
嘘か本当か「1つの書類に2分しかかけられないよ〜」とも言ってたりします。
つまりですよ、前提として絶対にやってほしいこと。
それは、ぱっと見てすぐ内容がわかる書き方をすること。
まれに、「これは自伝小説か?」と思うような長文を書いてくる人がいますが、絶対やめてください。読めません、読みません!
人事担当者は、採用以外にやること山ほどありますので、まず読む人の気持ちになって、どうすれば読んでもらいやすく、自分という人間を知ってもらえるかを相手の気持ちになって書いてくださいね。
WEB未経験でも就職・転職できる職務経歴書の書き方10のコツ

1. 業界が違ったとしても今まで経験した職務は全て記載
昔書類のレクチャーをしていた時に、「WEB業界に関係ない仕事の内容って書かないほうが良いですか?」という質問をよくされました。答えは、全部書いてください。採用担当は、今までの仕事で何を経験してきたのか、そこからその人を想像します。残さず書きましょう。
2. 具体的にどんなポジションで何をしたかを「箇条書き」にする
例:〇〇年〜〇〇年は営業職。その後××年から営業マネジャー(部下5名)とか。
例:事務職でお客様対応、書類整理、総務全般業務等々。
3. 数値で測れるものがあれば可能な限り数値にする
例:販売職で月100万を売り上げた(社内50人中5位)
例:事務として100人以上の労務管理を行っていた。
4. その仕事を通して何を得たかを簡潔に書く
(エピソードを入れられればGood!)
例:事務として書類に作り方に無駄が多いことに不満があったので、改善案を上司に提出したところ採用されて業務効率が上がった。自分から提案することに楽しみを覚えた。
5. 持っている資格は、全て記載(運転免許も)
6. 自己啓発という欄を作ってもOK
例:WEB解析士資格を勉強中 11月に受験予定
例:Wordpressを勉強中(自分でブログを立ち上げてます!)
7. 使用できるソフト・持っているスキルを書く
Illustrator・Photoshop・Dreamweaver・Javascript(jQuery)・Wordpress・Word・Excel・Powerpoint・PHPプログラミング JAVAプログラミング・アプリ開発等々
※以外にOffice系のソフト重要ですよ。WEB業界とっても書類多いですから。
8. 自己PRを箇条書きで書く。さらに未経験者は制作面PRの項目を作る。(ここ超大事です!)
・自己PRは、職務経歴から、何ができるのかをアピールする場所です。ようするにあなたが社会人として何を経験して、何を学んできたかをスキル・人間性をアピールする場所です。
・制作面PRは、WEB業界未経験者のみが書いておく裏技のようなものです。ここで書くことは、あなたがWEB業界に入るためにどんな努力をしてきたか、そこのアピールとその中で気づき自分の得意なところや特徴を書いてください。ちょっとプロっぽく少し盛って書くぐらいでちょうど良いです。(謙虚になりすぎないで!)
※上記2つとも、だらだらかかずに簡潔に書きましょう!(絶対に!)
9. 今後のキャリアプラン
(WEB業界未経験者はこの項目を入れてもOK)
今後自分が1年後、3年後、5年後とどういったキャリアを築いていきたいのかを書きます。
10.志望動機
なんでWEB業界に行こうと思ったのかを正直に書く。
以上、WEB業界未経験者の就職・転職の際の職務経歴書の書き方のコツをご紹介いたしました。まず、正直に書く(嘘を書かない)、少し盛って書く(未経験者は必要以上に謙虚になりすぎることもあるので、盛ってちょうど良いです)、簡潔に箇条書きを意識して書く。
そして最後に、未経験者の書類は落ちます。圧倒的に落ちます。10社送ったら9社落ちます。
でも、それが当たり前です。重要なのは、それを知っている人と、知らない人では全然就職・転職活動が変わってくること。落ちても当たり前と思えると、気持ちが楽になります。そして、落ちたことに対しては、自分に実力や経験がないからではなくて、「たまたま縁がなかっただけ」と思うようにすると良いです。
皆様の就職・転職活動がうまくいくことを祈っております! 頑張って! 待ってます!