WEB業界の職種の中でも最もその守備範囲が広いと言われているWEBディレクター。
そしてその守備範囲の広さから未経験向きではないと思っている人も多いかもしれませんが、実は未経験者を多く採用しています。
今回は、そんなWEBディレクターに興味をもっている人、
WEB業界には興味があるけれど、どんな職種についたら良いのわからない!
そんな人にWEBディレクターも良いよ! というのをご紹介できればと思います。
目次
WEBデザイナー・コーダー VS WEBディレクターに向いてる人って?
WEBデザイナーやコーダー、プログラマー等はどちらかと言えば専門職ですね。その仕事を極めたい! と思うスペシャリスト思考や「創ることがとにかく大好き!」な人が多いですし、向いていますね。
WEBディレクターは、「WEB大好き! 面白いこと大好き! 流行りとかカワイイとかカッコイイとかが好き!」と言った単純な・・・、いえいえ、好奇心旺盛な人に向いている面があります。
新しいスポットができれば、行ってみる。面白いアプリがあれば、使ってみる! 新しいサービスが出てきたら試してみる! そんな行動力があると良いです。もちろん反対に自分の好きなものが、しっかりあってそれを大事にする人でもOKですよ。
WEBディレクターに必要なスキルとは
WEB業界でのマルチプレイヤーである、WEBディレクターに必要なスキルは本当に幅広いのですが、大きく分けると5つあるかなと思っています。
1. 業務遂行力 (ミスなく、漏れなく、確実に仕事を完了できる)
2. マネジメント能力(お客様とチームを管理して責任者として仕事を遂行できる)
3. コミュニケーション能力(お客様・チームメンバーと良好な関係を作り、正確に進行できる)
4. ヒアリング能力(お客様の意図を正確に捉えられる。3,4聞いて10わかる)
5. 企画力・提案力(斬新なアイデアや、論理的な思考、お客様がほしいものを提案できる能力)
上の方がプロジェクトマネージャーといって、制作の管理者向きのスキルです。
下の方がプロデューサー寄りのスキルと言われますね。
基本ディレクターは、プロジェクトマネージャー寄りかプロデューサー寄りかのどっちかに分かれます。(稀に両方できるディレクターもいますが)
そして、ここが大事ですけど、真ん中にコミュニケーション力があります。
「WEBディレクターの仕事を一言で説明して!」と言われたら、
”制作に関わる全てのコミュニケーションを円滑にする仕事”
と言うぐらい大事なスキルです。
未経験からWEBディレクターへ転職するためには
これは、別の記事「スキルはないけど好奇心なら負けない! それならWEBディレクターに転職だ!」でも詳しく書いていますので、よければそちらも見てもらいたいですが、ここでも少し書いておきます。
1.WEB制作の知識を持っていること
デザイナーやコーダー、プログラマーのように自分でサイトを一から作れなくても良いです。
それでもWEBサイトがどうやって作られているのかについてある程度しゃべれることと良いです。
これは、WEB業界本とかディレクター本とかも出ているので、それを読んでみるとよくわかります。
2.いろんなサイトやアプリを使った経験がある
流行のアプリや話題のサイトとかを見たり、知ったりしていると良いです。
あとは、SNSを日常的に使い倒しているとか、ブログを自分で立ち上げているとかもアピールになります。
3.コミュニケーション能力が高い
これを言うと、「私本当は人見知りだし・・・」と不安に思ってしまうかもしれないのですが、安心してください。
学生時代からクラスの中心で「ウェーイ」とかやってなくて大丈夫です。きちんとお客様と向き合えて、相手のことを真摯に理解しようと努力して、社内スタッフと円滑に仕事が進めていけること、これがとっても大事です。
あなたの仕事経験がそのままWEBディレクターの経験にも?
はい、なんとなくここまで読んでこられた人なら、「WEBディレクターって、やっていることもしかして普通?」と思われたかもしれないです。
正解です。
WEBディレクターは、自分の手は動かしません。
じゃあ、クリエイティブじゃ無いじゃん? 私はクリエイターになりたいんですけど・・・
と思うかもしれないです。
WEBディレクターはクリエイターですが、自分の手は動かしません。
WEBディレクターが動かすのは、人です。
出来るWEBディレクターは、大きな好奇心と幅広い知識を持ち、謙虚にチームをサポートし、時には前線に出て引っ張っていき、クライアント良好なコミュニケーションを取り、皆がハッピーになるクリエイティブを作り上げられる人です。
そんな、WEBディレクターを目指してみませんか?